健康診断・人間ドック

基本方針・ご挨拶

理念

1.利他の心であなたの未来を創造します。

ビジョン

1.職員・個人・地域住民をはじめ、企業や地域社会の健康を実現します。
1.全ての健診受診者に対して、未来の健康状態を考え、予防できる疾患対策を提案します。

基本方針

1.がんと生活習慣病の早期発見を目指します。
1.放置すると悪化する生活習慣の乱れを早期に発見しその予防と早期治療について提案します。
1.人々が健康を意識した生活を実践できるように支援します。
1.健診事業の持続化のため、経営指標をもとに健全な事業所を運営します。

 

受診者の権利と義務

1.適切な健診を公平に受ける権利があります。
1.自分の検査結果について、納得の出来るまで説明を受け、他の医師の意見を聞く権利があります。
1.自分の意思で医療の内容や医療機関を選ぶ権利があります。
1.個人情報とプライバシーが守られる権利があります。
1.他の受診者への思いやりを持ち、定められた規則を守る義務があります。
1.受診者は照会・問い合わせ・苦情申し立て等を行う権利があります。

ご挨拶

小松病院健康管理センターでは、上記 理念 ビジョン 基本方針に基づき、受診者様と真摯な態度で接し、利他の精神を常に心におき、一期一会の精神を大切にし謙虚さを忘れることなく受診者様の健康な人生のお手伝いをさせて頂くことが我々スタッフの使命と考えております。
平成24年12月に新病院、健康管理センターが完成し運用を開始しました。新健診システム導入(ICカードシステム)により、測定結果の自動入力化、進捗管理、入退出管理、統計処理の充実、フォローアップ体制の構築を行ないました。小松病院との電子カルテ連携を行いIDの統一管理を行うことで、診察記録、生化学データ、生理検査データ、内視鏡画像、放射線科画像の閲覧が可能となり、受診者様には、当日にモニター画面を見ながらの説明が可能となりました。精密検査、治療を必要とする場合は小松病院との連携も迅速となり受診者様にとっても利便性が向上しました。しかしその反面、受診者様が増えたことにより待ち時間が長くなり大変ご迷惑をおかけしたことを反省しております。今後は少しでもより良い環境の下で受診して頂ける様に下記体制を強化していく所存でございます。

現在の体制と今後の方針

① 診療・看護体制の強化

医師診察体制:2診体制確立(今後、ドック数増加時は3診体制検討)
健診科の新設:健康診断受診者のフォローアップ外来開設
(1回/週 水曜日夜診察 クリニックこまつ)
看護体制の強化:人間ドックアテンダント(健診を円滑に進行するためのコーディネートする役割を目的として看護師の設置⇔事務職との連絡が密となる)。

② 事務・管理部門

インカム導入
インターネット予約(リクルート社 『ここからだ』契約)
スマートフォンでの健康診断閲覧、受診案内、オーダメイドドックの確立(株エムティーアイ契約、-H30年より予定)
提携健保組合との契約数の拡大
企業貸切健診導入(日曜日、健康管理センター内で実施 50名以上)
健診結果至急作成(1週間で返書 手渡し 速達)有料

③ 人間ドックオプション検査の充実

アミノインデックス検査、ロックスインデック検査
大腸CT検査、心臓リスク検査(心臓MRI、心臓エコー、頚動脈エコー検査
NT-proBMP、LOX-index), サインポスト遺伝子検査

④ 人材教育(チーム力向上が大切であり当施設では重要項目)

職場ドックの開始(ワーク・エンゲイジメントの向上を促すツールとして導入する。担当者は臨床心理士):1回/月開催 職員参加型の職場改善活動(2010年高知県の総務部が国のモデル事業として開始)
以上の対策の結果、職場ドックを通して、個人の資源と組織の資源が互いに強化・補完し合うポジティブな円環が確認されスタッフ1人ひとりのワーク・エンゲイジメントの向上が、個人の利益を超えて、生産性の高い健康的な組織作りに繋がり、チーム力の向上に繋がったかと考えております。
今後は、人間ドック受診者の高齢化が予想されます。疾病予防(誤嚥性肺炎、認知症予防、癌の予防等)のためにも、ロコモドック、歯科ドックを導入し受診者様の健康をサポートさせて頂くことで、素晴らしい人生にわずかながらでもお役に立てれば幸いと思っております。

小松病院健康管理センター  河嶋 亨