診療科

呼吸器科

add_circle呼吸器科について

当科で診療する主な呼吸器疾患は、肺炎、肺気腫、気管支喘息、肺がん、気胸等です。
肺がんなど各種検査で外科手術が必要となった患者さんは関西医科大学付属病院呼吸器外科(枚方市)へご紹介致します。当科には関西医科大学呼吸器外科学講座から呼吸器外科専門医が2名、毎週火曜日と木曜日に勤務しておりますので関西医大との連携はスムーズです。
2020年からおよそ3年間のコロナ禍が過ぎましたが、コロナ以外の肺炎で亡くなられる患者さんは依然多くみられます。当院は寝屋川市内で数多くの肺炎患者さんの入院治療を行っています。日本呼吸器学会は死亡率の高い高齢者肺炎の罹患予防に65歳からの肺炎予防ワクチン接種を推奨しています。当院では肺炎予防のワクチン接種を行っていますので、ワクチン接種をご希望の方はごクリニックこまつ外来へご来院下さい。
また、喘息(ぜんそく)の患者さんも多く通院されており、クリニックこまつ外来で通院治療をされています。喫煙が主原因の慢性閉塞性疾患(肺気腫と同じ意味です)や間質性(かんしつせい)肺炎の患者さんも年々増加しています。これらの患者さんは急性の呼吸不全を来たし入院治療を必要とする場合がありますので注意が必要です。また、肺気腫や間質性肺炎の患者さんには肺がんの発生が通常より多くみられますので、当院では通院中に定期的(少なくとも6カ月以内)な胸部レントゲン撮影や胸部CT(シーティー)撮影を行って肺がんの早期発見に努めて頂くようお薦めしています。
当法人には健康管理センター(健康管理センターの項をご参照下さい)があります。ここでは喫煙者に限らず一般市民の健康管理を受け持っており、地域の健康推進と疾病予防に努めています。健診で肺がんの疑いがあり当科へご紹介頂いた患者さんは、当院で気管支鏡検査を含む各種検査を行い、関西医大付属病院呼吸器外科と連携し的確な治療にあたらせて頂きます。
最後に、当院は寝屋川市の基幹病院として在宅医療も24時間体制で行っており、呼吸器疾患の患者さんの在宅医療は小松病院の緊急時バックアップ体制の下で安心して受けて頂けます。

add_circle以下のような診療を行っています。

対象疾患 肺炎、肺がん、喘息、呼吸器アレルギー、肺気腫(慢性閉塞性呼吸器疾患 COPD シーオーピーディー)、非結核性抗酸菌症、間質性肺炎、気胸、胸膜炎ほか。
診療内容 肺炎、肺がん、喘息、肺気腫(慢性閉塞性肺疾患 COPD シーオーピーディー)等の呼吸器疾患に対する診断と治療を行っています。齊藤幸人医師、竹田隆之医師、小林良樹医師、谷口洋平医師、松井浩史医師がクリニックこまつで外来診療にあたっています。また、睡眠時無呼吸の患者さんに対しては、歯科口腔外科の日本睡眠学会歯科専門医と内科医が連携し睡眠時無呼吸(いびき)検査と治療にあたっています(詳しくは睡眠時無呼吸外来の項をご参照下さい)。

nurse医師紹介

  • 病院長

齊藤幸人

呼吸器担当

関西医科大学大学院・昭和54年修了 医学博士
日本呼吸器学会指導医・専門医 日本胸部外科学会特別会員 日本肺癌学会特別会員 日本呼吸器外科学会特別会員 身体障害者福祉法第15条指定医師(呼吸機能障害)

竹田隆之

呼吸器担当

医学博士
日本呼吸器学会指導医・専門医 日本内科学会総合内科指導医・専門医 日本癌治療認定医機構がん治療認定医 プライマリ・ケア連合学会指導医 肺がんCT検査認定医

小林良樹

呼吸器担当

医学博士
日本呼吸器学会指導医・専門医 日本内科学会総合内科専門医 日本アレルギー学会指導医・専門医 日本呼吸器内視鏡学会専門医 日本感染症学会専門医・ICD

谷口洋平

呼吸器担当

医学博士
日本呼吸器外科学会専門医  日本外科学会専門医

松井浩史

呼吸器担当

医学博士
日本呼吸器学会専門医 日本呼吸器内視鏡学会指導医・専門医 日本呼吸器外科学会専門医 日本外科学会専門医 日本癌治療認定医機構がん治療認定医 肺がんCT検査認定医 日本結核病学会結核・抗酸菌症認定医